2020年度中国大学連盟主催大会について(6/15現在)

平素より当連盟にご協力賜り誠にありがとうございます。

さて、ご存知の通り、新型コロナウイルス感染症に関しては緊急事態宣言も解除され、徐々に日常を取り戻しつつあります。スポーツに関する施設やイベントの再開についてもスポーツ庁からガイドラインが示され、先日、日本バスケットボール協会(J B A)からも指針が提示されたところです。しかし、日常生活においては「新しい生活様式」が求められる中、スポーツイベントの再開へのこうした動きはようやく緒に就いたばかりであり、いまだ厳しい状況にあることに変わりありません。当連盟においても現在の状況を考慮し、感染防止のガイドラインを踏まえた大会開催の可能性について検討を重ねて参りました。その結果、令和2年6月12日に開催された中国大学バスケットボール連盟理事会において、「春季選手権大会」「新人大会」「インカレ予選」について下記の通り決定いたしましたので、ご報告させていただきます。

 

1.「第46回中国大学バスケットボール選手権春季優勝大会」を中止する。

 理由①:県をまたぐ規模の大会開催は難しいという見解のもと、周南市総合SCから施設の使用許諾が得られなかったこと。また、他施設(大学等)の借用が難しいこと。

 理由②:JBAから示された指針(6/8付)をクリアする人員や環境を確保できないこと。

 理由③:加盟チームの9割が現時点で活動を再開していないこと。

2.「第12回中国大学バスケットボール新人大会」を延期し、年内開催の可能性について継続して検討する。

3.「2020年度全日本大学バスケットボール選手権大会中国地区予選会」は、予定通りの日程での開催を目指す。ただし、他地区学連と同様に大会期間や対戦方式などの変更を含め、新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら、理事会における検討を継続する。

 

 以上の通り、春季優勝大会の中止という苦渋の選択となりました。現状では止むを得ないこととご理解いただきたいと存じます。これからも加盟各チームの皆様が、希望を持ち、それを実現するための歩みを止めることなく過ごされ、今秋にはコートの上で躍動する姿を何よりも祈念しております。

以上

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